【入会後3部:第3話】ヨメ子におカタギご本尊様について話す

(前回のお話はこちら

男子部大学校の初会合でドン引きするシーンがありつつも、

その後の見知った先輩学会員との話で少しほっとした私。

でもその場で、進められるがまま「世界青年部総会までにおカタギご本尊を置く(ということを家族に話すことにトライ)」という目標を設定することなったのでした。

期日を決めた目標設定

創価学会では色々なイベントや記念日を目途に、それまでの目標を決めてやりきるという文化があります。

X月X日の〇〇記念日までに「〇人を折伏する」とか、「聖教新聞をX人にとってもらう」とか。

創価学会の布教に関することもあれば、「XX試験に合格する」とか、「仕事でXXを達成する」などのプライベートな目標も設定します。

創価学会の日蓮仏法は、「神様が助けてくれる」とか「僧侶に祈ってもらう」ことで何かが叶うというのではなく、

(祈りは前提としながらも)自らが目標や願いに向けて、行動していくことが大事だという教えです(まあ当たり前ですけど)

そんなわけで、熱い男子部員では「X月の〇〇記念日に向けて、〇〇を達成するために、祈って、行動して、やりきろう!!」というような感じで、具体的な目標に期日を決めて取り組むことが多いということでした。

そんなわけで、わたしも、このころ直近に予定されていた「世界青年部総会」に向けて何か目標を立ててやりきってはどうか?

という話になったわけです。

この世界青年部総会のお話はこちらに記載しています。

世界青年部総会の中継に参加した感想(オリジナル曲:This is My Name)

ヨメ子にオカタギご本尊の話をする

そんなわけで、迷いながらもあるとき意を決してヨメ子に話してみることにしました。

山田さんや渡辺さんがいうように、地域の婦人部の方々とも問題無くお茶会したようですし、その場での感触も(直接的に創価学会やご本尊様の話はないものの)悪くなさそうだったとのこと。

それに、これまでもわたしが一方的に心配しているだけで、言ってみると結構すんなり認めてくれることが多かったので、今回もそういう感じになるかもしれないなぁとも感じていました。

 

ヨメ子様。。。

 

なあに。改まって。

 

うちの家にあるご本尊様って小さい「お守りご本尊」というんだけど。

 

うん。聞いたことあるわよ。

 

それを普通サイズの「おカタギご本尊様」にしたい、、、と言ったらどうしますか(ひより気味)

 

。。。

 

(あ、あれ。いつもと様子が違うな)もちろん仏壇も家具に溶け込む感じの、ぱっと見タンスとか棚に見えるようなやつにするので。どうかな?

 

。。。

 

(あ、あれなんかおかしいぞ)ほ、ほら。普通サイズといっても、そんなに大きなわけじゃないし。。。

 

わたしは「イヤ」だわ

 

お。。。い、イヤ?
あ、そうなんだ。でもそれほど目立つようなものではないと思うんだけど。

 

うん。それでも「イヤ」だわ。

 

あ。。。そうなんだ。そ、そうだよね。(今回はハッキリと拒否なんだ。。。少し意外だな)

 

という感じで、これまでは何だかんだわたしの学会活動を容認してくれていたヨメ子でしたが、ここはバッサリと「イヤ」という意見を言ってもらいました。

断られて気が付いた自分の気持ち

それでわたしも深く傷ついた、かというとそんなことはなくて、むしろなんだかすっきりしたんですよね。

というのは、これまでの流れを見てもらってもわかるようにわたし自身がどこか納得感のないまま、「大学校ではおカタギご本尊をご安置する」、「世界青年部総会までにおカタギご本尊をご安置する(ことにトライする)」と目標設定してきていました。

やっぱりヨメ子に言うこのタイミングでもそのもやもやは取り切れていなくて、心から「おカタギご本尊様にしたい」って思ってなかったんですよね。

そんな気持ちを見透かしたように、いつもは二つ返事で「いいわよ」と言ってきたヨメ子が、このときだけは明確に「イヤ」という意見を言いました。

それで自分自身もなんだか自分の心が鏡になっているような感覚になりました。だから素直にこんな会話をしたんです。

そうか。。。やっぱりイヤなんだ。

 

うん。けいすけさんが創価学会に入るのも、学会員さんの友人と過ごすのも問題ないけど、お家に仏壇をおくことはやっぱり抵抗あるわ。

 

。。。ありがとう。なんだか僕もすっきりしました。正直僕もまだオカタギご本尊様にしたいという気持ちがしっかり固まっていなかったと思うんだよね。なんていうか、焦っていたというか、流されていたというか。

 

そうなの?

 

うん。たしかに山田さんや渡辺さんにはお世話になっているけど、大学校に入ることを決めたあたりから、素直に自分がやりたい、と思っている限界を超えていたというか。周りに期待されるから自分もそれに流されていたというか。

そんな気持ちをヨメ子が「イヤ」といってくれたことで、はっきりと気がついた気がします。ありがとう。

 

それならよかったけど。まあたしかに少し焦っている感じはあったかもね。

 

うん。大学校で色々と勉強することくらいが自分のやりたいことで、今はそれ以上は望んでないかな。それがなんだかはっきりわかりました。ありがとう。

ただ。。。

 

ただ。。。?

 

僕がこれから先本当におカタギご本尊様にしたい、って思ったら、その時はもう一度話をさせてください。その時に改めて相談させてほしい。

 

うん。わかったわ。

 

ありがとう。なんだかとても心が洗われました。

 

というような会話があり、とても和やかな雰囲気になりました。

思えば、大学校の入校を決意するまで、そして今回のおカタギご本尊の件に至るまでは少しハイペースで飛ばしすぎていたように思います。

男子部の熱いノリにも抵抗を感じていましたし、わたし自身がこれ以上は望んでいないといないなか、それでも周囲の期待に応えようと無理をしていたところがあったと思います。

このときヨメ子がはっきりとイヤと言ってくれたおかげで、自分の立ち位置がよくわかったし、心地よい加減も思い出せたような気がしました。

そして、それでも「将来おきたいと思ったら改めて話をさせてね」というお願いにたいして「わかった」と言ってくれたこと。これもとてもうれしかったです。

「おカタギご本尊様にする」というゴールは撃沈しましたが、

とても建設的な夫婦の会話ができたように感じて、わたしの心は晴れ晴れとしていました。

そしてそのことを後日山田さんや渡辺さんにも伝えました。

わたしのトライはもちろんほめてくれましたし、わたしの現時点での素直な気持ちについても、とてもよく納得してくださいました。

そんなわけで、わたしのご本尊様は「お守りご本尊」のままでいくことになり、その結果にわたしも周囲も納得でした。

ところが、この話には後程もう一波乱あるのでした。。。