【入会後3部:第13話】中野さんとお母ちゃんが初対面する

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大学校にはいった後に昇進が決まったわたし。

当時は「功徳」とは感じなかったものの、後から考えればそう捉えることができるのだと思ったのでした。

中野さんとお母ちゃんが会うことになる

仕事や子育ての関係もあり、創価学会の活動は週1回くらいを上限にしていたわたしは、
大学校の活動があるため社会部の集まりなどには参加できずにおりました。

そんななかでも、中野さんは時々ご連絡をくださり、ランチをする機会を頂いたりしていました。

そのたびに「元気になって本当によかった。お母さんの祈りの力だよ」と言ってくださっていました。
わたしが辛い時期からずっと励まして、見守ってくださってきた中野さんにわたしはとても感謝していました。

そんな話をお母ちゃんにもしていたので、お母ちゃんはいつかご挨拶をしたいと常々言っていました
(過去に電話で話したことがあるだけでした)

そんなあるときお母ちゃんが東京にくることになり、中野さんにご挨拶に伺えないかご相談したところ、快諾いただきました。
そこで中野さんの会社の近くまでご挨拶伺い、お昼をご一緒させて頂くことになりました。

中野さんとランチする

当日は中野さんの会社のお近くのレストランの個室でランチをさせて頂くことになりました。
かたやしがない食堂のおばちゃん、かたや立派な会社の社長です。

普通であればまったく交じり合わないであろう二人ですが、
創価学会においてはそんな肩書なんて何の関係は無いようでした。

まずは、お母ちゃんから、わたしが倒れたときから復活するにいたるまで、
中野さんにとても励ましてもらい、支えてもらったことに対してお礼をお伝えしました。

中野さんはそれに対してもいつものように「いえいえ。お母さんの祈りの力ですよ」
という感じでお応えされていました。

このとき、当時中野さんがわたしに接するときに気を付けていたことなどを伺って、
改めて中野さんに感謝の念が湧きました。

当時の中野さんは、じっくり話を聞いてくれて、
けして「祈ったら全部なおる!」みたいな極端なことはいいませんでした。

お医者さんの話をしっかり聞く、薬はしっかり飲む、無理はしない、そういう普通に大切なことをやりながら、
その先に「お題目が最後は力になるからね」「みんな、けいすけくんの味方だよ。祈っているよ。」

という「寄り添う姿勢」でした。

「メンタルで倒れた人は、頑張ろうといっても、頑張れない状態だからけして無理はさせないように気を付けていた」

「頑張れとか、応援するというよりも、寄り添うという感じが大切だと思っていた」

というようことを意識頂いていたようです。

改めて、本当に素晴らしい方に恵まれたのだと感じたのでした。

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