創価学会員に強引に入会勧誘を受けた人へ

身近に熱心な学会員がいるとよくあるのが、
「強引に入会を勧められてウザい」という経験ではないでしょうか。
その結果、別に好きでも嫌いでもなかった創価学会のことを嫌いになった人も多いのではないでしょうか?

勧誘している本人は良かれと思ってやっているのですが、周囲の人は大きなお世話。

私の母も普段は地域の面倒見の良いおばちゃんキャラなんですが、選挙と入会の話になると人が変わったようになります。

そんなとき家族からは「小さな親切は大きなお世話よ」という言葉を贈って戒めているのですが、
彼女はいつも学会の話になると、やはり前のめりです。

紆余曲折の末、わたしは入会しましたが、
わたし以外の親族は未入会のままです。

熱血学会員母ちゃんと、未入会の嫁の会話

ある日の会話を見てみましょう。

わたしの嫁で未入会の「ヨメ子」と熱血学会員「お母ちゃん」の会話です。

 

ヨメ子ちゃん、久しぶり! 元気にしてた? いつもけいすけがお世話になってます。

 

あ、お義理母さん(以下、お母さん)。いえいえ、こちらこそ、いつもお世話になっています。

 

最近けいすけが学会に入会してくれてホンマに嬉しいわ!あの子イキイキしてるやろ?

次はヨメ子ちゃんの番やなー。ええでー、学会はホンマにええで!
あ、そうや、せっかく東京に来たんやから本部に寄って行こう思てんねん。
ヨメ子ちゃんも一緒に行こ!行こ!!

 

え、本部?ああ、創価学会のお話ですよね。
そうですねー、けいすけさんが入ったことは全然いいと思ってます。
信仰は個人の自由なので。ただ、わたしは自分はする気がないというか、そのあのー。

 

 ヨメ子ちゃん! お題目あげたら絶対幸せになれるから!
学会に入ったら絶対幸せになれるで!!
南無妙法蓮華経は全宇宙を貫く唯一の法理なんやで。
ほら、けいすけも学会に入ってから元気そうにしてるやろ!?
お母ちゃんなんて、かれこれ50年学会員やってるけどホンマに幸せやで!

 

 はあ、その。確かに創価学会の人は元気で素敵な方が多いと思うんですけど。
わたしは今のままでも幸せですし、あまり宗教に興味がなくて。

 

 ヨメ子ちゃん! この信心はやってみなわからへんで!
やったらホンマに変わるねん。人生が充実するねん。生きる力が湧いてくるねん!
絶対絶対幸せになるから、やってみよ。なっ! なっ!!

 

 あ、いや。。。お母さん、すみません。
やっぱり私は遠慮したいんです。
皆さんがやることは全く構わないので、わたしはやめておきます。

 

 はじめはみんなそこからやねん! やってみんとわからんから!
私を信じてやってみて! 絶対幸せになるから。なっ!!
一回本部に一緒に行こ!!

 

 お、お母さん。。。すみません。
これ以上言われたら、逆にわたし学会のこと嫌いになっちゃうかもしれません。。。

 

 ええ!! なんでやの!? 絶対幸せになれるねんで! 学会は悪いことないで!!

わたしのことは嫌いになってもええから、学会のことは嫌いにならんといて〜!!

というようなことがありました。(ちょっと脚色してますが、だいたいこんな感じです)

熱血学会員が(強引に見えるくらい)入会を勧める理由

こんな感じなので、
ヨメ子から「あんなに誘われたら怖い」、「どうしてお母さんはいつもああなんだ」というクレームがしばしば私に入るわけです。

入会したての私もこれは結構不思議というか、困ってしまって。

そこで仲のよくて信頼のできる学会員「山田さん」に相談しました。

 

 山田さーん、実はカクカクシカジカで。
母がいつもヨメ子に強引に入会を迫ってきて困っているんです。
どうして母はいつもああなんでしょうか。どうにかならないですか?

 

 けいすけさんのお母さんはパワフルですからねー。
まさに関西の婦人部といった感じの方ですよね。けいすけさんの悩みはよくわかります。
ただ、お母さんのお気持ちもすごくわかるんですよね。学会の教えって「随自意(ずいじい)」の教えなんですよ。

 

ず、ずいじい? なんですかそれは?

 

 簡単にいうと、「(この教えが良いと思っている)自らの思いに従って、この信心を広めてゆけ!」という教えということです。反対語は「随他意」といいます。こちらは自分の思いではなく「他人が良いと思っているものを広めていけ」という考えです。

 

 え、つまり「私がいいと思っているから広める!」ってことですか?
身勝手じゃないですか?

 

 そうですね、ちょっと誤解を招きがちなんですけど、ちゃんというと「随自意」というのは、一時の迷いや感情に流されずに「どんなときも、ありのままの真実の法理を説く」ということです。
「随他意」は相手の好みや気持ちに合わせてしまって、仮の法理を説いてしまうことです。

 

 相手に合わせて変化をさせることって、いいことなんじゃないですか?

 

たしかに「相手に合わせる」というのは言葉はいいですけど、
それって「人の考えに左右される」とも言いますよね?
人の考えで「本来説くべき法理を曲げる」というのは変ですよね?

 

 ま、まあ確かに人に左右されて、教えを曲げるというのは変かもしれないですが。

 

なので、お母さんはまさに教えの通り「随自意」で行動されていて、
これはなんというか責められないことかなと思います。

 

 なるほど、母個人の性格がわがままなのではなくて、
学会の教えがそもそも「良いことは自ら広める」という、そういう教えということなんですね。

 

そうですね。ただ多くの人はぶつかる前に、ついつい「随他意」な態度になってしまうので結果ここまでの話にはならないことも多いです。でもお母さんのように「絶対的確信」をもっている方の周りには、今回みたいな話はよくあります。
現実的にはすごく難しい問題なんですけど、学会員としてはお母さんを尊敬しますね。

 

 な、なるほどー

 

というような話がありました。

後日ヨメ子にこの話をしたところ、

「そういう教え」であれば仕方ない。早くそう言ってくれればもう少し余裕をもって対応したのに、というような反応でした。

熱心な学会員が「強引に勧誘」してしまうのは、
彼ら彼女ら個人が乱暴な人なのではなくて、「良いものは自ら広めろ」という随自意の教えに従っているだけなんです。

そこを理解して見てあげると、「強引に勧誘する怖い人」から「教えに忠実な真面目な人」に見え方が変わるかもしれません。

ちなみに念のため言っておくと入会をさせたらお金がもらえるとか、そういうことは全くありません。
ただ、地域や個人で「⚪︎人の入会を勝ち取るぞ!」という目標を設定されて活動している例はよくありますね。
その雰囲気が苦手な人もいるかと思います(学会員ですら引く場合がある)が、本気でやっている人は随自意で行動している熱心な人ですね。

わたしはまだまだ母のように随自意で動けてはいないです。。。

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