いつもお読みいただきありがとうございます。管理人のけいすけです。
年末になり、クリスマスやお正月などのイベントが盛りだくさんですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
この時期、学会員の年末年始の過ごし方について、「クリスマスも正月も祝えない!」というような噂をちらほら聞くことがあります。
どうやら、「学会員は創価学会の御本尊以外を信仰の対象にしてはいけないから、宗教色のあるイベントには参加してはいけない!」という話のようです。
具体的には、
「地域の祭りは神輿など宗教色があるので参加はNG。」
「寺社仏閣や教会で祈ることはもちろん、鳥居をくぐることさえNG。」
だから、
「修学旅行では神社に行くと鳥居の前で待っていたり、クリスマスパーティーは参加できなかったりと地獄です。」
みたいな話がネットで転がっていたりするのですが、本当なんでしょうか?
これは一部本当の部分がありますが、ほとんどは誇張だと思います。
過去には祭事への参加が厳格だった時期がある
まず本当だという一部は、かなりの部分が「過去の話」です。
入会してベテランの人に教えてもらったのですが、数十年前の創価学会はけっこう厳格に宗教色のあるものへの参加をご法度にしていたようです。
その時代に活動していた人については、冒頭の「鳥居をくぐることさえできない」、「祭りに参加できない」ということもあったようです。(ただし学会本部から正式にそういうお達しがあったのか、地域の役職者が良かれとおもってやっていたのかはわかりません)
しかし、こういった話はずっとずっと昔の話だし、みんながみんな厳しく取り締まっていたわけでもなさそうです。
例えば、私の母親はかなり熱心な学会員だと思いますが、あまり他宗教の云々については私に対してとやかくいうことはありませんでした。
(家族で彼女のみが学会員であり、家には創価学会とは別に祖父母がおいた神棚があったりしたことも影響があるかと思います)
そういうわけで私は昔から祭りや寺社仏閣へ足を踏み入れることを気にしたことはありません。
それでベテランの人の話を聞いてみると最近では、むしろ地域とのつながりを強めるのであれば積極的に祭事に参加することを勧めてさえいるようですね。
地域のつながりをなくしてしまっては、学会員の幸せには繋がらないし、学会の教えも広まりません。
だいたい、99%の日本人が神輿を担ぐ時に何か信仰の対象として考えているわけではないでしょう。
みなさんの地域にも、大張り切りでお神輿を担いでいる創価学会員はいないでしょうか?、
そういうことからも、このあたりの考え方は近年は非常にマイルドなものになっているようです。
けっこう柔軟な創価学会のスタンス
感心したのは、創価学会はそういう「外形的なもの」に対してはかなり柔軟に運用していると思ったことです。
つまり、「地域の祭りに参加して神輿を担いだところで、別に他の神様を信仰しているわけではないし、学会の御本尊への思いを否定するものではない。」
「そういうのは周りの人とうまく付き合っていくためにどんどんやればいいし、むしろそういうことで地域に貢献していくべき」
というように、表面上だけの行為で判断せずに、ちゃんと中身を見て判断する「のりしろ」を残しているように思います。
たぶん過去には色々と軋轢もあって、マイルドになってきたのだと思います。
このスタンスは現代を生きるわたしたちの生活に則しているのではないでしょうか。
クリスマスにケーキを食べて、プレゼントを渡したり、お正月におせちを食べて、鏡餅を飾ってお祝いする、バレンタインにチョコをあげるもらう。
起源はキリスト教だったり、神道だったりするんでしょうけど、現代の日本人が当たり前のようにやっているだけで、他の神様への信仰を意識したものではないですよね。
初詣は新年勤行会に行く?
さて、わたしはとやかく言われたことはないのですが、唯一微妙なのは初詣で神社でお参りすることでしょうか?
別に鳥居をまたぐまたがないはどうでもよいですが、お賽銭を入れて、その神社の神様にお祈りするのはオススメはされていないように思います。
その代わりなのか、創価学会では新年から本部や各地域の会館で「新年勤行会」なるイベントを行っていますね。
その名の通り、新年に地域の学会員が集まって勤行を行うのですが、同時に記念映像なども流されてなかなか手の込んだ内容になっています。
学会員には芸能人もたくさんいるので、大御所も記念映像に出てきて新年のご挨拶などをして場を湧かせたりしています。
初めて参加したときは正月早々からわざわざ会館にくるなんて大変なことだと思ったのですが、
記念映像の力の入れ具合や、晴れ晴れとして帰っていく参加者を見て、結構いいもんだと思ったのでした。
年明けは熱血のおかあちゃんと新年勤行会に行きたいと思います。
でもヨメ子と息子とは別に初詣に行くかも。。。?
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