創価学会の会合って何しているの?やばい雰囲気なの?〜参加してドン引きした方へ〜

いつもお読みいただきありがとうございます。管理人のけいすけです。

最近未入会の方で、知人に連れられて創価学会の会合に参加した方と話をしました。

どうやら最初から熱気ムンムンの大規模な会合に参加してしまったようで、
「ノリについていけなかった」、「何が起こっているのかわからなかった」
と一歩引いてしまった感想をお持ちでした。

以前より書いているのですが、わたしももともと創価学会の熱いノリはあまり得意ではありません。

最近も会合に参加することが何度かありました。
慣れてきて普通に過ごせる会合もあれば、正直まだまだ違和感を感じる会合もあります。

創価学会の会合については、
所属する組織(年齢や地域などで組織がわかれている)によって雰囲気が異なるのですが、

今回は学会の会合のうち、毎月ありどのような組織に所属していても、
多くの方が参加対象になるものが「地区の座談会」と「本部幹部会中継」です。

今回は「地区の座談会」と「本部幹部会中継」に加えて、わたしが苦手な「男子部の会合」について
書いてみたいと思います。

その上で、「創価学会の会合に参加してドン引きした場合」について考えたいと思います。

和やかな雰囲気の座談会

まず多くの方が最初に参加されると思うのが、地区の座談会です。

地区の座談会とは、以前こちらにも書いた通り
住んでいる地域の学会員があつまって、座って語り合う会です。

1時間程度の会合の中で、学会や仏法の勉強、学会員の体験の共有、
地域を担当している幹部学会員からのお話などがあります。

座談会中に勤行唱題することはほとんどなく、
最初と最後に題目三唱(「南無妙法蓮華経」と3回唱える)するだけです。

仏法の勉強といっても、短い映像を見たり(学会員の体験を映像化したものや、学会の過去の歴史など)、
学会の雑誌にある一説を読んで意味を考えたり、時には手作りのクイズをやっています。

会場も地域の方のお宅であることが基本で、雰囲気は非常に和やかなため、
親しい友人知人の家に遊びに行っている感覚とあまり変わりません。

予定された式次第(一応ある)が終わったあとも、お菓子とお茶で談笑したりしてます。

初心者は是非ここから参加されることをおすすめします。。。

熱い雰囲気の本部幹部会(本幹中継)

一方の本部幹部会とは(ネーミングの意味はあまり理解できていないのですが)、

毎月日本中にある学会の大会館のどこかに本部の幹部(会長など)が集い会合を行います。

その様子が日本中(世界中?)の創価学会の大小の会館に中継放送されるので、
本部幹部会中継=本幹中継(ほんかんちゅうけい)などと呼ばれています。

数日間その映像を見るための会合が各会館で開かれ、
普通の学会員は都合の合う日に会館に行って映像をみます。(そのためリアルタイム中継ではない場合も多いです。)

この本部幹部会の中継映像が相当「熱い」です。

人によっては「熱い」というよりも「暑苦しい」とおもうレベルだと思います。

内容は大体その開催月の学会イベント(○月闘争とか、X日記念とか)と
開催されている地域の話題についての話を幹部が話して、そのあとに関連する映像が流れる感じです。

映像はその地域で精力的に活動してきた学会員のエピソードや、
地域の学会員と池田大作さんの師弟愛についてなど、熱く感動的な話を映像化した内容というのが多いように思います。

中継映像ではそのエピソードの聴衆者たちが、真剣に聞き入り、感動している様子も映されます。

一斉に拍手したり、話しての呼びかけに大きな声で「はい!」と返事をしたりといった具合です。

大規模の会合は初心者には向かない?

このように本部幹部会を筆頭に、大規模な会合は「熱い」ノリになっているように感じます。

この内容が初心者には「引く」レベルなんだと思うんですよね。

会合で発表している人たちのお話や映像に出てくる地域の人たちと池田大作さんエピソードは本物だと思うんです。

でも、未入会とか入会したばかりの初心者、
特に池田大作さんの功績や活動を知らない人にとってはなんか「やばいものを見ている」という感じがするのではないかと思います。

すごく怒られそうだけど、あえてイメージしやすい例として言わせてもらうと、

「北朝鮮の指導者と人民の関係」のように見えてしまうのではないでしょうか。

指導者の功績を讃え、人民との絆を示すエピソードを流す。それを聞いて歓喜する聴衆たち。

この絵図らだけ見ると、なんだか不気味な気がしてしまいます。

なので、未入会の方で「友達や親族に誘われて会合に行ったけど、ドン引きした」という人がいたとすると、
座談会よりも本部幹部会中継とか新年勤行会とか、そういう大規模な会合にいって、
壮大な映像とかエピソードを聞かされちゃったんじゃないかなと。

もちろん座談会でも映像見たりするんですけど、その場で雑談もあるので場の雰囲気が全然違うんですよね。

初心者の方は、まず小規模な会合、特に座談会から参加することをお勧めします。

創価学会の会合に参加してドン引きした方へ

わたしが最近参加した青年部の男子部会の会合はこれまた非常に暑苦しい会合だったりします。

どれくらい暑苦しいかというと、発表者の応援にバンザイ三唱を求められたり、
締めには代表者が扇子を片手に音頭をとりながら、軍歌みたいな学会歌を歌ったりしてました。

まあ何も知らない人が外から見ると、

大の大人たちが「指導者を讃える映像を見て」、「みんなでバンザイして」、「この信仰で人生が変わったという話を聞いて拍手して」、「みんなで歌を歌う」

という姿を見せられたら、「やばいところに来てしまった」と思いますよね。

わたしも例にもれず、(多少慣れていたとはいえ)引いてしまいました。

でも(当たり前だけど)学会は北朝鮮と違い、個人が思うことをちゃんと言えます。

予定された式次第が終わって、知り合いの学会員と個別に話すと中には

「いやー、さっきのはちょっと無理して頑張ってたねー」とか

「彼らも盛り上げようと必死だからね」とか、結構冷静な人も多いです。

それを聞いて「あ、なんだ、わたしの感覚べつにおかしくないんだ」とホッとしたりもするわけです。

考えてみれば青年部ってほぼ全員が普通の社会人として一般社会で働いているわけでして、

普段は普通に会社や公共機関などで非学会員の人たちとともに仕事しているので、一般的な感覚は持っています。

だから、個々人と話すと全然冷静で、リーズナブルな話ができる人は多いです。

そういう人がいるので、ちゃんと話せば一歩引いている人にもしっかりと個々人レベルでは対応してたりします。

逆に会合では引くぐらい熱い思いを爆発させている人もいるけれど、
それはそれで一般社会では出せない感情を爆発させても受け入れてくれる場所ということだと思います。

一般社会の感覚で一歩引いて接していても受け入れてくれますし、
一般社会では引かれてしまう熱い気持ちを爆発させても受け入れてくれます。(人によって差はありますけどね。。。)

もしあなたが「やばいところに来てしまった」とドン引きしてしまったら、

その素直な気持ちを会合のあとで個々人の学会員に話してみてもよいのではないでしょうか。

きっと受け入れてくれる人がいるはずです。

まあ、とりあえず座談会くらいからはじめるのがオススメですけどね。。。

(よくある疑問シリーズの次のお話はこちら